2023年 セントラル・リーグ 5球団 注目ポイント

WBCにおける日本代表の活躍により日本全体が野球に注目していますが
今回 読売ジャイアンツファンである私が
WBC後に開幕する2023年シーズンのプロ野球における
巨人を除く セントラル・リーグ5球団の注目ポイントについて お話させていただきます

また以前、3回に渡ってご紹介しました
2023年シーズンにおける読売ジャイアンツの注目ポイントも 見ていただければ幸いです

東京ヤクルトスワローズ

2022年シーズンにて2年連続のセントラル・リーグ優勝を果たした
髙津 臣吾 監督が率いる 東京ヤクルトスワローズ(以下 ヤクルト)

ヤクルトの注目ポイントは
「村上 宗隆 選手の活躍」です

昨シーズン、 打率 .318 本塁打 56本(日本人シーズン最多本塁打) 打点 134打点を記録して
令和初の三冠王に輝き、村上選手の活躍を象徴する言葉「村神様」は
2022年の新語・流行語大賞の年間大賞にも選ばれました

2022年シーズン無双状態の村上選手に対して
巨人を含む 他のセ・リーグ球団は、今年も同じように活躍させないとして
戦略・攻略策を今も必死に考えている事でしょう
もちろんヤクルトにおいても 打撃の中心として欠かせない選手です

そんなリーグの順位に影響する事が大きく考えられる
「村上選手の2023年シーズンにおける活躍」に注目です

横浜DeNAベイスターズ

2022年シーズンはセントラル・リーグ2位となった
三浦 大輔 監督が率いる 横浜DeNAベイスターズ(以下 横浜)

横浜の注目ポイントは
「横浜スタジアムでの試合」です

昨シーズン、横浜の全73勝のうち 41勝がホームでの勝利となっています
これはセ・リーグにおいて最も多い勝ち星です
(ホームでの勝利数 ヤクルト 37勝 阪神 37勝 巨人 35勝 広島 36勝 中日 37勝 )

また昨年 話題になったのが横浜スタジアムでの連勝です
2022年6月28日から8月21日まで約2か月間 横浜スタジアムでは負けませんでした
積み重ねた本拠地連勝は17となりました

これまで連勝できた理由を断定する事はできませんが個人的に考えられるのは、
選手のホームランパフォーマンスに見られるノリノリなチームの空気感に
横浜スタジアムでの応援が相まって
「負けてても逆転勝利できる・勝っているのなら追加点が取れる」というムードを
継続することができたのではないでしょうか

そんな勢いづくと怖い「横浜スタジアムでの試合」に注目です

阪神タイガース

2023年シーズンより2008年以来2度目の就任となる
岡田 彰布 監督が指揮を執る 阪神タイガース(以下 阪神)

阪神の注目ポイントは
「岡田監督の采配」です

チームの紹介にも記載しましたが
2023年シーズンより岡田 彰布 監督が指揮を執られます
岡田監督といえば
伝説のJFK(ジェフ・ウィリアム 投手、藤川 球児 投手、久保田 智之 投手)の
勝利の方程式を確立させ2005年にセントラル・リーグ制覇を成し遂げた名将です

そんな岡田監督は
昨シーズン、守備位置が流動的だった主力2名(佐藤 輝明 選手と大山 悠輔 選手)の
守備位置の固定を現時点で名言されています
これにより複数の守備の事を考えなくていいようになるので守備力が向上
さらに守備力が向上すれば打撃に専念できるので打撃力もアップする事が考えられます

またJFKのような勝利の方程式を確立されてしまえば、まさに鬼に金棒状態という事になります

そんな しっかりかつ緻密な野球を仕掛けてくる「岡田監督の采配」に注目です

広島東洋カープ

2023年シーズンより現役時代 2球団にて活躍され、日本プロ野球選手会会長にも就任された
新井 貴浩 監督が指揮を執る 広島東洋カープ(以下 広島)

広島の注目ポイントは
「新井監督の采配」です

阪神と同じ注目点となるのですが理由は異なります
新井監督は、どういった野球を他のセントラル・リーグ5球団に対して
やってくるのかがシーズン開幕して対戦してみないと把握する事が難しいのです

広島のチームとしては
投手陣は先発・中継ぎ共に豊富で、
野手陣においても走・攻・守の三拍子が揃った選手が多い印象です

そんな選手たちを率いて新井監督は、どのような戦いを展開していくのでしょうか
打ち勝つ野球・守り抜く野球・盗塁やヒットエンドランなどを駆使して かき乱す野球
監督によって戦い方に個性が出てきます

他のセ・リーグ球団は、その個性を直ぐに把握して対策する必要が生じます
もし対応が遅れると対広島の成績にて負け越しが大きくなりシーズン順位に
影響があると考えられます

そんな 初めての監督だからこその利点がある「新井監督の采配」に注目です

中日ドラゴンズ

2022年シーズンはセントラル・リーグ6位となった
立浪 和義 監督が率いる 中日ドラゴンズ(以下 中日)

中日の注目ポイントは
「打撃における新戦力」です

中日の近年において悩まされているのは
「投手は良いけど、打撃陣が物足りない」という事では ないでしょうか

大野 雄大 選手や柳 裕也 選手に代表されるように投手王国という印象ですが
打撃陣は、本拠地としているバンテリンドームが広い影響もあってか
毎年ホームランなどの長打が少ない傾向にあります
(2022年シーズンチーム本塁打数
  ヤクルト 174本 横浜 117本 阪神 84本 巨人 163本 広島 91本 中日 62本 )

この打撃陣を改革する為
2023年シーズンより西武・中日で活躍し通算2000本安打以上を打ち
名球会入りを果たしている和田 一浩 氏が1軍打撃コーチに就任
現役ドラフトで横浜から長打力が持ち味の 細川 成也 選手が移籍しました

さらにメジャー経験者でパワーに定評がある アリスティデス・アキーノ 選手を獲得し
広いバンテリンドームでもホームランが打てる打者を補強しました

昨年、最多安打者賞を獲得した 岡林 勇希 選手などが塁を埋め、
長距離バッターが打ってランナーをホームまで返して点を取る
そんな打撃サイクルが完成すれば得点力アップすることでしょう

そんな新しいドラゴンズ打線の核になるかもしれない「打撃における新戦力」に注目です

まとめ

今回、巨人を除く セントラル・リーグ5球団の注目ポイントについて
お話させていただきました

いかがだったでしょうか
応援されている球団について、うまく表現できていたでしょうか
(うまくできていない場合は申し訳ありません)
またプロ野球をあまり知らない方には、ポイントを覚えてから
試合を観てもらえると楽しんでもらえると幸いです

では今日は、この辺で・・・